国語が存在せず、地域ごとに公用語が並立する多言語大国インド。その映画産業もまた、言語ごとに幾つにも分かれ、それぞれが独自の映画的風土をもち、各言語を母語とする観衆から厚い支持を得ています。インディアンムービーウィークでは、映画製作がさかんなインドの言語圏から日本未公開作品を中心に選び、多様なインド映画を字幕付きで紹介します。
最凶のラジニカーント降臨!
元警察官ムトゥ・パンディヤンの息子、警察官のアルジュンが行方不明となる。ムトゥが一民間人として独自に捜査を進める中、“タイガー”の名で怖れられていた元看守〈ジェイラー〉ムトゥの真の姿が明かされていく。
監 督 | ネルソン・ディリープクマール |
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出 演 | ラジニカーント、シヴァラージクマール、モーハンラール、ラムヤ・クリシュナ |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | アクション、ドラマ |
区 分 | R15+ |
巡り合わせの夜
就職活動中のパラニ、ギャングに狙われるジーヴァー、タクシー運転手ナタラージ。バーに居合わせた無関係な3人の行動が複雑にもつれて予期せぬ方向に向かう、ハイパーリンク・スリラー。
監 督 | ローケーシュ・カナガラージ |
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出 演 | シュリー、サンディープ・キシャン、レジナー・カサーンドラ、チャーリ |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | スリラー |
区 分 | G相当 |
ガンディーと息子の知られざるドラマ
病院に担ぎ込まれた瀕死の男は、マハートマー・ガンディーの長男ハリラールだった。息子は父のような弁護士を志したが挫折。生涯にわたり生業を持てず、父とはぎくしゃくした関係が続いた。実話に基づくドラマ。第20回東京国際映画祭での上映作品を、新字幕にてIMW初上映。
監 督 | フィローズ・アッバース・カーン |
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出 演 | アクシャイ・カンナー、ダルシャン・ジャリーワーラー、シェーファーリー・シャー、ブーミカー・チャーウラー |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | 伝記ドラマ |
区 分 | G相当 |
キリスト教徒とイスラーム教徒の友情
キリスト教徒のアレックスは刑務所から脱獄し、脱走中に出会ったアクバル・アリという男とともに、成り行きからラクシャドウィープ諸島にたどり着く。アクバルは、イスラームの離婚の掟に翻弄されていた。
監 督 | アジット・ピッライ |
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出 演 | アーシフ・アリ、サンニ・ウェイン、スワーティ・レッディ、ジャナニ・アイヤル |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | ロマンチック・コメディー |
区 分 | G |
タイムマシンで過去を書き換えよ
マッドサイエンティストが作った電話型タイムマシンが、ギャングの遺児の自動車工の男の手中に転がり込む。それを知ったライバルギャングの息子との間で、過去の編集合戦が起こる。狂騒的なテンションの怪作。
監 督 | アーディク・ラヴィチャンドラン |
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出 演 | ヴィシャール、S・J・スーリヤー、スニール、リトゥ・ヴァルマ |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | SF |
区 分 | G |
人気大河小説の映画化作品
10世紀末のタミル地方中部、チョーラ朝は最盛期を目前にするが、王は病に臥し、宮廷では王位簒奪の陰謀が進行していた。それに対抗する王家の人々と若き騎士の活躍。マルチスターの歴史絵巻、2部作の前編。
監 督 | マニラトナム |
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出 演 | ヴィクラム、アイシュワリヤー・ラーイ、ジェヤム・ラヴィ、カールティ、トリシャー・クリシュナン |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | ドラマ |
区 分 | G |
歴史絵巻の完結編
敵襲を受け荒波に沈みながらも、アルンモリ王子は一命を取り留める。2人の王子と聡明な王女は結束を新たにするが、復讐に燃える美女ナンディニとパーンディヤ国残党の魔の手が彼らに迫る。
監 督 | マニラトナム |
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出 演 | ヴィクラム、アイシュワリヤー・ラーイ、ジェヤム・ラヴィ、カールティ、トリシャー・クリシュナン |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | ドラマ |
区 分 | PG12 |
身勝手な男たちをめぐる群像ドラマ
映画監督のアルルと幼なじみのマイケルは、内面に抱える問題のストレスを妻にぶつける日々。アルルの弟ジャガンが女神像の密売に手を出したことから、彼らの運命は思わぬ方向に転がっていく。
監 督 | カールティク・スッバラージ |
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出 演 | S・J・スーリヤー、ヴィジャイ・セードゥパティ、ボビー・シンハー、アンジャリ、カマリニ・ムカルジー、カルナーカラン |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | クライム、 ロマンス |
区 分 | G |
頼れるのは一人の囚人だけだった
元囚人のディリは、数十名の警官がクスリを盛られ意識を失った現場に居合わせ、警官たちを80キロ先の病院に運ぶトラックを運転することに。道中には敵対勢力の襲撃が待ち構えていた。
監 督 | ローケーシュ・カナガラージ |
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出 演 | カールティ、ナレーン、アルジュン・ダース、ジョージ・マリヤーン |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | ドラマ、アクション |
区 分 | PG-12 |
予測不能の誘拐エンターテインメント
失業中のセーカル、ケーサヴァン、パガラヴァンは、酒場で出会った誘拐犯ダースから誘われ、迷いながらも仲間に加わる。ある日舞い込んだ一発大逆転の儲け話から、彼らはトラブルに巻き込まれる。
監 督 | ナラン・クマラサーミ |
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出 演 | ヴィジャイ・セードゥパティ、アショーク・セルヴァン、ラメーシュ・ティラク、ボビー・シンハー |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | クライム・コメディ |
区 分 | G |
指導者(タライヴァー)の継承
1988年に起きたムンバイの暴動に懲りてマドラスに戻るラトナムは、恩人ラーマドゥライからその息子ヴィシュワを預かる。25年後、成長したヴィシュワはシドニーでダンサーとして活躍していた。ムンバイに住み続ける父のラーマドゥライは人々から慕われるドンだったが、息子には身分を偽っていた。ヴィシュワは恋人と共にムンバイを訪れ、父に再会するが、そこで予期せぬ暴力が彼らを襲う。
監 督 | A・L・ヴィジャイ |
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出 演 | ヴィジャイ、アマラ・ポール、サティヤラージ、ラーギニ・ナンドワーニ |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | スリラー |
区 分 | G相当 |
銃弾舞う“ロミオとジュリエット”
舞台は西インド、グジャラート州のとある村。ここでは2つの部族が抗争を繰り返していた。ホーリー祭の日に出会ったラームとリーラーはお互いに一目で恋に落ちるが、相手が対立する部族の出身であることを知る。映像の魔術師サンジャイ・リーラー・バンサーリー監督と、ディーピカー、ランヴィールが最初にタッグを組んだ作品で、多くの映画賞を受賞した。
監 督 | サンジャイ・リーラー・バンサーリー |
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出 演 | ディーピカー・パードゥコーン、ランヴィール・シン/プリヤンカー・チョープラー(カメオ出演) |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | ドラマ、ロマンス |
区 分 | G相当 |
緊張感漂う前半、予測不能な結末
映画監督を目指すカールティクは、映画監督コンテスト番組に出場する。セミ・ファイナルで選外になりかけたが、審査員を務めたプロデューサーから長編映画の製作を持ちかけられる。提示された条件は、壮絶なギャングの抗争をテーマにした映画をつくることだった。カールティクはおっかなびっくり、南インドのマドゥライで悪名を轟かせる凶悪なギャングのボス、セードゥに関してリサーチを始める。
監 督 | カールティク・スッバラージ |
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出 演 | シッダールト、ボビー・シンハー、カルナーカラン、ナーサル |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | ドラマ / コメディ |
区 分 | PG-12 |
激烈な社会批評が盛り込まれた衝撃作
新米警察官のキルバイは不可解な事件に巻き込まれ、自身が牢に繋がれる。彼は、政界に強いコネクションを持つ悪徳警視ラトナクマールに脅されて、マドゥライ地方のギャングの親分シーザーの暗殺を命じられる。シーザーに近づくために、彼はサタジット・レイ門下の映像作家と身分を偽り、彼を主演にした映画を撮るふりをする。カールティク・スッバラージ監督が激烈な社会批評を盛り込んだ衝撃作。
監 督 | カールティク・スッバラージ |
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出 演 | ラーガヴァー・ローレンス、S・J・スーリヤー、ニミシャ・サジャヤン |
字 幕 | 日本語 |
ジャンル | スリラー |
区 分 | PG-12 |
(全席指定/入替制。 特別興行のため、各種割引・招待券・株主優待券はご使用になれません) |